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消防・防災システムコンサルティング業務

 トスコでは、全国の大小様々な自治体において、安心安全基盤に係る消防・防災ICTシステムの調達・構築を支援してきました。
生命や財産を守るために迅速・確実が求められるシステム導入に際し、豊富な業務知識にICT技術の知識を組み合わせた万全のサポートでお客様をご支援いたします。

消防ICT調達支援コンサルティング業務

 弊社では、消防通信指令システム・消防救急デジタル無線システムの導入にあたり、基本設計から監理業務まで、一貫したサポートを行ってきました。管轄人口数万人規模の小規模自治体~政令指定市までの幅広い業務実績によって培われた業務経験から、今後は従来のような「設計業務」ではなく、プロポーザルや総合評価落札方式入札等の技術評価を取り込んだ調達方式に対応した「ICT調達支援コンサル業務」により、調達の公平性に配慮しつつ技術・価格両面で満足のいくシステムの調達・構築をサポートいたします。
 

調達支援業務

 119番等通報を受付し、災害事案を管制するための消防通信指令システム(高機能消防指令センターシステム)、日々の消防事務を支援する消防OAシステム、現場の出動隊が連絡を取るための消防救急デジタル無線システム。住民の安心・安全を守るための消防業務に欠かせないこれらのシステムについて、プロポーザル若しくは総合評価落札方式によるシステム調達に必要な図書類の案を作成し、システム調達業務をサポートします。お客様のご要望と、弊社の豊富な実績に基づくノウハウを組み合わせ、満足度・実現性の高いシステムの検討と調達手法の検討をいたします。

  • 要求事項確認

 お客様の隠れたご要望を見える化し、満足度の高いシステムを検討いたします。
 また、お客様の運用に対応できる、柔軟性のあるシステム設計をいたします。

  • 先進技術調査と有効性の評価

 最新技術動向の調査をRFI(情報提供依頼)等を活用し実施し、得られた最新技術情報のお客様要望への有効性について評価を行います。

  • 要求水準検討

 お客様要望と有効性評価を行った最新技術情報をもとにシステムの機能及びハードスペック等について必要なシステム水準の検討を行います。

  • システム調達仕様書案の作成

 要求水準検討結果を調達仕様書案に反映していきます。また、システム構築体制や試験調整、各種検査対応等のシステム品質向上のための対策についても総則や据付・調整仕様等において細かな配慮を行います。
 調達仕様書案については必要に応じて調達に参加する可能性があるメーカーに対し事前公開による意見招請を行い、調達の公平性に配慮します。

  • 事業費の算出

 自治体の予算要求時期に配慮し、適切なタイミングで予算要求にあたって不足のないレベルでの概算事業費算出を実施します。
 予定価格、提案上限価格設定のベースとなる事業費積算についてはメーカーから詳細内訳を含む見積を徴収し、価格査定を実施した上で行います。

  • 現地調査と設計図面について

 弊社は、消防ICTの調達にあたりコンサル業者が行う工事詳細設計とそれに伴う現地調査については長年の経験から蛇足であり不要と考えます。実際、コンサル業者が工事詳細設計を実施したとしてもメーカーは無関係に自社の機器に合わせた工事詳細設計を行います。
 弊社は、メーカーが価格算出するのに必要最低限な参考レイアウト図面の作成と、現場状況の把握に必要な最低限の調査(原則机上調査)のみを実施します。

  • 評価基準の検討

 プロポーザル方式若しくは総合評価落札方式における技術評価の基準について検討します。
 プロポーザル方式において価格評価も実施する場合はその評価方法と割合についても検討します。
 実施要領書等調達時に必要な図書類の素案を作成します。

  • 関連機関との調整支援

 「消防防災施設整備費補助金交付要綱」等の補助申請資料に対応した設計図書の作成を行います。
 管轄自治体の情報システム部門や防災・危機管理部門等の関連部署や庁舎の新増改築時に建築設計を行う業者との協議・調整を行います。

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評価・契約支援業務

 プロポーザル方式若しくは総合評価落札方式入札発注における調達図書に対する質疑回答支援、技術提案の評価支援を実施します。また、プロポーザル方式においては最優秀業者特定された業者の提案内容が契約にしっかり反映されるよう契約用仕様書の調整支援を行います。
 

構築監理業務

 実際にシステムを発注し、整備事業者が決定してからも、気づかないうちに調達図書及び契約仕様書の記載意図と違った解釈で機能が実装される等、期待していた通りのシステムが導入されないリスクがあります。
 安心・安全を守るためのシステムをご満足いただける水準で導入いただくため、弊社が調達図書及び契約仕様書に基づいて整備事業の進捗を管理いたします。お客様の要求を汲み取るコンサルタントの立場として、仕様調整、品質管理の支援を行いシステムの運用開始までをサポートいたします。

  • 詳細設計監理(仕様調整)

 お客様とメーカーの間に立ち、調達図書及び契約仕様書の遵守を基本とした仕様の調整を支援いたします。
 必要に応じて重要なシステム詳細設計に関する説明会議(システム分科会)に立会を行います。
 「承認図書」を確認し、導入される機器類が調達図書及び契約仕様書に沿っているか確認いたします。

  • 進捗管理

 定例会に出席し、プロジェクトの進捗を確認します。
 メーカーの体制表や施工計画を確認し、問題ないか確認いたします。

  • 品質確認

 検査実施前に検査実施要領書の確認を行い、検査内容に不足がないか確認いたします。
 検査に立会い、導入されるシステムの品質確認を支援いたします。
 システム切替や完成検査に立会い、導入されるシステムが問題なく運用できるか確認いたします。

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  本図は一例です。お客様のご希望・スケジュール等に沿ったプランを提案いたします。
  また、防災関連ICTシステムの調達においても同様の考え方で取り組んでいきます。

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